第4章 友達の相談と…
入学してから月日は過ぎ梅雨の季節になった。
私は茜ちゃんに相談があると言われ放課後、体育館の裏へ行った。
「あ!茜ちゃん!ごめんね待った?」
と言うと
「大丈夫だよ」
「それで相談ってどうしたの?私で良ければ聞くよ!」
と言うと茜ちゃんはうつ向きながら
「実は…私…、好きな人がいるの…。同じバスケ部の小窓 奏多(こまど かなた)くんって言って優しくてね…」
と話した。
(恋愛経験ないし、漫画とか雑誌でしか恋愛テク的みたいの知らないしなぁー…、でも大事な友達の茜ちゃんの悩みは頑張って一緒に考えなきゃ!)
と思いネットなどでみた物を思い出しながら
「そうなんだ!優しい人かぁー…、!そうだ!じゃあ茜ちゃんも小窓くんって男子に優しく…例えばマネージャー的な事をして、さりげなくその小窓くんにだけちょっと差をつけてみたり…、何てダメかな?」
と言ってみると
「ありがとう!さっそく頑張ってみるね!」
と笑顔で答えてくれた。
そして私達は別れ道で別れその後私は、近くの神社へ行き
(茜ちゃんが上手くいきますように)
と五円玉を入れお祈りをしてみた。