第1章 わたし、頑張ります‼︎
「おおお、お、お邪魔してます…?」
「あ、あんたか。久しぶりだね。」
まさか貴方から言ってもらえるとは!
私は少し感動して、ジーンときた。
でも、無反応なのは変わらないので久しぶりと思ってなさそうな顔…。
イマイチ、だな、
「いっ一松くんは変わってないねーあはははは…」
やっぱりだ。一松くんと話をするのが昔から苦手で…というか嫌いで…。
しゃべるといつもこうなってしまう。
私の、動くトラウマといってもいいだろう。
「あー、あんたこそ、その癖まだ治ってないね。うざったるい」
「おい、一松。それはないだろう?」
「クソ松は黙ってろつっーの」
そう言い残して消えてしまった。
「昔から一松はあぁだから、気にしなくていいから、ね?」
チョロ松くんは焦りながらも慰めてくれた。
優しいね、チョロ松くんもそういう意味では変わってない。
凄いね、皆変わっちゃったのかと思ったから、すごく安心したよー…