• テキストサイズ

愛されてみる。〔ハイキュー〕

第10章 Reflection


「あ、そうなんだ。っていうか、体育祭って、いつなの?」

国見「……。あそこ。」

教室の掲示板に貼られた派手目の女子手作り体育祭カウントダウンカレンダーを指さす。

「あ、と、4日?え。」

国見「そ。8日が体育祭。」

「8日って…月曜日。」

国見「そうだよ。部活休みで助かる。」

「体育祭っていっても、私、出ないし…。」

国見「出るよ。前から決まってる。」

「?何も聞いてないけど。?」

国見「団対抗リレーと、学年別クラス対抗リレー。ほら、代表枠はいってるから。」

「……キイテマセン。」

国見「いいじゃん。運動得意なんでしょ。」

「得意。じゃない。スキ。」

国見「得意と好きって一緒じゃん。」

「ぷっ、、はははっ、言われればそうだね、っ」

あ、笑った。

国見「クスッ。笑ってた方がいいよ。」

「ん?」

国見「いや。」
/ 380ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp