第47章 ルームメイトはあの人。
「あははっ、それ、及川さんに言ってあげたらどうですか?」クスクスッ
及川さんは、牛島さんの完璧な所が気に食わないみたいだけど。
意外と、こうやって話してくれる。
たとえば……
「トマトが嫌いとか。」クスクスッ
牛島「それは内緒だといっただろう。」
「ふふっ、ごめんなさーい。」ニィ
ピンポーン。
??
「はぁい。」
二口「あ。」
「あ。」
二口「さっきの…コレ。」
教科書をわざわざ届けてくれた。
「!わっ、ごめんなさい。」
牛島「華?どうかしたのか?」
「何でもないです!」