第44章 終わり
「ただいまーっ。あれ。?」
母親「あら、おかえりなさい♪遅かったのね!」
「あはは!(笑)ごめんなさいっ。ちょっと寄り道しちゃったです。」ニッ
えへへっと、笑う白星。
黒尾「白星……。」
「ん?」
父親「鉄郎。まだ早いぞ。」
まだ早い……か。
遅かれ早かれ知ることであれば、早い方がいいと思うのは俺だけだろうか。
それとも、人によっては、知らずに過ごした方が幸せな事があるのか。
もし、家族になってしまったら。
白星は俺と事を、どんな目でみるのだろう。
「黒尾先輩っ!」ニッ
その笑顔が消えてしまったりするのだろうか。
俺は、どんな顔をしていいかわからないから、とりあえず応える。
黒尾「うん?」
「今日は、黒尾先輩にプリン♪」
黒尾「あぁ、ありがとう。」
17の俺には白星の未来を考えれるほど大人じゃなかった。
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