第43章 ■夜の第三体育館
「さてとっ。」
灰羽「あっ!白星~っ!」
ぎゅぅううっ!
「ちょっと!」
灰羽「いーじゃんっ!」
「よくないっ!」
灰羽「どうせ黒尾さん、他のマネさんとおしゃべりしてたしっ!」
「だからなにーー。」
灰羽「俺だったら、そんな事しないよ~?1番に白星のところ飛んでいくのに。」ニッ
入学当初にも絡まれたことがある。
コッチ(東京)に戻ってきてから、同じクラスになって。
「そんなの知らないよ~。もう、離して。」
黒尾先輩と付き合ってるって知ってるくせにコレですよ。
灰羽「やだね。」