第1章 StarT Line
そして今
私の前に立ちはだかるのは
青葉城西高校1年6組の教室の扉
ではなくて。
眠そうな男の子。
遅刻?
国見「……。」
「??おはよー。」
国見「?はよ…。」
こんな人居たっけ?
そんな顔。
先生「おっ、華さん!遅れてごめんね!ほら、国見くんも教室に入りなさい。」
なんか、軽そうな担任の先生
若い。
ただそれだけ。
教室に入ると一層ざわつく。
先生「えー、紹介します!華白星さんです!東京から宮城に引越してきて間もないから、色々教えてあげて欲しいと思います!」
「よろしくお願いします。」