第21章 Several times
そういいながらリビングへ戻る。
及川「そー?聞いてたら、好きなのかなーって思ったけど?」
「??そうですか。?あ、それ、どーですか?」ニッ
及川さんが食べているのは、
渾身の最高傑作!
〝 ミネストローネ 〟
及川「ん。めっちゃ美味しいです。」もぐもぐ
「将来イイ奥さんになりますよ~♪」
及川「なに自分で言っちゃってんの。おバカさんめ。」
岩泉「白星ー。」
「はーい?」
お風呂から岩泉さんの声が聞こえる。
脱衣場のドアを開ける……
「うっ。」
とっさに目を覆う。
んんっ。
状況的には
手のひらを岩泉さんに向けてー
目の部分だけを犯罪者みたく、
隠してる。
あ、これは私の状況でした。