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【薄桜鬼】おかえり、僕のお姫様…。

第10章 キミと一緒に


 
 


それから、およそ一年後。

慶応4年5月30日。



僕はこの世に別れを告げた。



死ぬ間際まで考えていたのはやっぱり、
彼女のことだった。

彼女が、僕のそばに居た気がして…
幸せな気がした──。





 
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