第20章 うちのMJ
Nside
数日後の収録で、潤くんの北海道ロケのVTRを見ていた
俺の恋人に平気でベタベタ触る彼ら
いくら収録とはいえ、俺の顔はひどく醜い顔をしていただろう…
M「和、帰るよー」
「…うん」
S「あれ?ニノ元気ないね?」
A「ニノちゃんヤキモチ妬いちゃった?」
M「は?」
S「あー、まぁあのVTR見たらね〜」
M「あのって、北海道?」
「大丈夫!帰ろ…」
本気でやってるとは思わないけど、
花火の演出とかさ、恋人っぽいじゃん
ああいうことを他の人にしてるところなんか、見たくなかった…
M「あ、おい!待てって…」
さっさと帰ろうとする俺を追ってくる潤くんをチラッと見ると
彼はニヤリと笑っていた
ああ、今日もオシオキされる…
俺はこれから訪れるであろう快感を想像して、身体が熱くなった