• テキストサイズ

小さな物語【気象系BL】

第19章 with you



Sside

「おはようございます」

誰もいないってわかってるけど、一応挨拶をして楽屋へ入る

案の定誰からの返事もない

いつもの様に荷物を置き、ソファに腰掛け新聞を開いた

すると

O「おはよー」

珍しく智くんが2番目だった

大きな欠伸を1つして、いつものソファの定位置で寝そべる

目の前を通った瞬間、ふわっとシャンプーの香りがした

ん?朝風呂だったのかな…?

少しだけ気持ちがモヤっとした

もしかして、朝まで誰かと一緒だった、とか…?

そんなことを考え始めたら、もう目や耳からの情報は何も入らなくて、
そのことだけが頭の中をぐるぐると回っていた


/ 341ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp