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小さな物語【気象系BL】

第15章 honey



Aside

N「んっ…ふぅ、んぅ…」

唇の隙間から漏れる和の声が俺のモノをより熱くさせる

うっすらと目を開けると和は顔を真っ赤にしながら、一生懸命に俺のキスに応えていた

「和…」

俺が呼ぶと目を潤ませながら顔を上げた

N「まー、ありがと…」

「え?」

突然お礼を言われて驚いてしまった

N「連れてきてくれて、
素直じゃない俺を…好きになってくれて…」

この時の和はいつもみたいに俯かず、必死に目を見て話してくれた

「かずー!!!!!!!」

俺は嬉しくて嬉しくて、和にとびついた



水しぶきが高く上がり、浴室が水浸し…

和、怒るかな…

と思ったら

N「ふふっ…」

なんて笑うもんだから、いつもと違いすぎて

「どうしたの?素直だと調子狂っちゃうよ」

N「失礼ですね…素直な俺は、いや?」

首を傾げて聞く和に

「たまにはいいね」



そしてまた和にキスをした



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