第14章 サプライズ
Aside
潤は大きな声を上げるとクローゼットのある部屋へ行ってしまった
盛り上がってきたところだったのに少し放置されて寂しかったけど、ドアが開いた瞬間そんな気持ちはどこかへ吹っ飛んだ
M「お待たせ…」
そこにはサンタ風の赤いワンピースを着た潤の姿があった
鼻血がでそうなのを堪えてそっと手を差し伸べると、潤はゆっくりベッドに腰掛ける俺の元へ歩いてきた
「サンタさんは子どもが寝てから来るものじゃないの?」
M「そうだけど…雅紀に見せたくて、早く来ちゃった」
来ちゃったって…!可愛すぎ!
「まったく(笑)あわてんぼうなサンタクロースさんだなぁ」
M「雅紀…」
潤は俺の膝の上に跨がり、俺の額にキスを落とした