第10章 sweet time
Mside
ニノが悲しんでいるのは俺もつらかった
ずっと好きだった
相葉くんと付き合い始めたのを知り、諦めかけていた
だけど、こんなに喧嘩ばかりで本当にニノは幸せなのか
そう思うようになった
俺なら、
俺ならニノを幸せにできる
「ニノ…」
俺が相葉くんと離れるように言うとニノは少し悲しそうな顔をした
「ごめん…」
N「いいんだ…
俺が悪いの…相葉さんにひどい態度ばかりとるから
松潤の言うとおり、距離、おいてみようかな…って思ったんだけど、やっぱり無理なんだ
俺には相葉さんしかいないんだよ…」
ニノの気持ちを聞いて少し残念にも思ったけど、ニノが選んだことなら応援しようと思えた
「そっか、またいつでも相談してよ
俺はニノの見方だからさ」
N「ありがとう」
ニノに頼まれ翔くんの家まで車で送っていくことになった