第9章 carnival [k]night
Sside
8月30日
今日は潤の誕生日
日本に帰ってきてからもバタバタしていたけど、ようやく休みがとれた
「潤、どこか行こうか?」
M「ううん、どこも行かない」
潤が後ろから俺を抱きしめた
M「今日は、翔さんとゆっくりしたい…」
潤は恥ずかしくなったのか俺の背中に顔を埋めた
「ゆっくりするだけでいいの?」
少し意地悪なことを聞いてみると
M「えっと…、イチャイチャ?したい////」
イチャイチャって///可愛いこと言うもんだから我慢出来なかった
その場で唇を塞ぎ
M「んっ…ふぅ、んんっ」
お姫様抱っこでベッドまで運び
M「ふふっ、お姫様抱っこだ」
「俺は潤のナイトだからね」
そっとベッドに下ろすと
M「えー、もう終わり?」
ワガママ姫はダダをこねる
「もっと甘やかしてあげるから」
そう言って俺は潤の服を脱がせる
アイドル同士、男の子同士の恋は
姫と騎士の禁断の恋のように、甘くて、少し危険な恋
だけど、俺が守るよ
何があっても、姫を守るのはナイト
end