第8章 きっとこれは…?
Sside
智くんに翻弄される和
もともと好きだったんだ
繋がれることはずっと夢みてきたこと
幸せそうな和を見て、俺も幸せな気持ちになる
3人じゃなかったらきっと嫉妬していただろう
でも、2人は俺を必要としてくれていて、
俺も2人を必要としている
N「あっ…んっ、さとぉ…んんっあ、あっあぁぁっっ」
O「んっく、かず、っああ!」
和は何度目かの絶頂を迎え、意識が朦朧としている
そんな和を愛おしそうに見つめる智くん
「智くん、ありがとね?」
感謝している
ずっと好きだった人と、好きだと言ってくれた人
普通ならどちらか選ばなければいけないと考えるだろう
智くんは俺のそんな堅い考えをいつも壊してくれる