第5章 初!合宿。
合宿2日目も1日目と特に代わらず過ぎていった。
リエーフも相変わらず私にくっついてくる。他の学校のメンバーがいても御構い無し。
そうそう。
朝食の時、梟谷の木兎君が昨日の失言の謝罪と夜食のお礼に来てくれた。
同じ3年だから気使わなくていいって言ったら目を輝かせて喜んで自分の席に戻っていった。
あとは、朝から蛍君と嫌味の言い合いという名の挨拶をしあった。
側から聞いてるとかなり仲悪そうに聞こえそうだなぁこれ。
日中は引き続きの試合。
暑い中での合宿にスポーツドリンクの減りも早い。
それでもみんなが元気で、つられて私も笑顔になる。
マネージャーなんて。そう思っていたけれど引き受けてよかった。
そんなこんなで2日間、誰も大きな怪我をすることもなく合宿が終了したのであった。