• テキストサイズ

あいつはねこまのわんこ系少年【HQ】

第38章 しあいのあと。





「椎名さん…ちょっといいですか?」

調理の途中、声をかけてきたのは芝山と犬岡。

『どうしたの?』

「何か掛けるものとかありますか?」

『?』

一度手を止めてリビングに様子を見に行く。

そこには床に寝転ぶ2、3年生、そしてリエーフの姿。

「さっきまで起きてたんすけどね…」

『じゃあ、2人手伝ってくれる?タオルケットで良いかな?』

「「はい!」」

そういうと、私は納戸に行きタオルケットをあるだけ出す。

『あ。6枚しかない…』

1枚足りない。
しょうがない…

私は自分の部屋に行くと自分のベッドからタオルケットを取り、リビングに行くとそれをリエーフにかけた。

これでよし。

『お腹すいたでしょ?味見係….お願いできる?』

そういえば2人はこくりとのどを鳴らしながら首を縦にぶんぶん振った。


/ 617ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp