第3章 嘘だ、私は信じない。
ゴールデンウィークを過ぎたあとも私は懐いてくるリエーフにご飯を提供し続けていた。
また、リエーフの激しめのスキンシップにも慣れできている自分がいた。
抱きつく、手を繋ぐのは日常茶飯事だし…
バレー部への”差し入れ”もゴールデンウィークが終わってからは週2、多い時で週3に増えている。
作るものもお菓子から軽食まで様々。リクエストがあればできるだけ答えたりもした。
差し入れを作ったあとはリエーフと2人、もしくはそこにクロとけんまが混ざって帰るのが日常になりつつあった。
そんなことをやってるうちに季節は春から夏に移り変わっていた。