第29章 Resulting in Punishment
「っ…はぁ……」
リエーフは私から自身を抜くと自身についた避妊具をはずし、作業しづらそうに後始末を行う。それが終われば、私の隣に仰向けに横になった。
『リエーフ?』
「なんすか?」
リエーフはベッドに沈み込んだまま顔だけを私の方に向けた。
『もう、怒ってない?』
「怒ってはいませんよ?でも、こういうのも悪くないですね。」
楽しそうに、そして意地悪そうにグリーンの瞳が輝く。
『リエーフって…案外サディスティックなところ…あるね…』
そういうと、リエーフはよいしょと体を動かし、私に馬乗りになる。
「男はオオカミなんすよ?」
俺はライオンですけどね?なんて言いながらリエーフは私の秘部に、早くも勃ち上がったリエーフの雄を押し付けた。
『え?いやっ?私、もう無理っ!』
「無理…じゃないですよね?」
不意に湧き上がる快感。胸の先端をリエーフの指が摘んでいる。
『もっ…無理だって…』
「俺のこと、気持ちよくしてくれるんですよね?」
可愛らしく首を傾げながらも瞳は私を射抜く。
この聞き方は同意じゃない、決定事項だ。
「明日はおやすみなのでいっぱい楽しみましょうね?」
口付けを合図に再びの快感。いつの間にか手錠を外されると、私は様々な体位で何度も何度もリエーフに愛されたのだった。
結論
リエーフは案外…いや、かなりドS。
人懐っこいわんこの皮を被ったライオンさんでした。