第29章 Resulting in Punishment
小さな金属音を奏で手首を拘束していた鎖が外れた。
「美優さん、手首大丈夫?」
『ん…平気。』
手首にそっと手を添えたリエーフは手首にちゅっと口づけをする。
「美優さん、挿れても…いい?」
『あ、ちょっと待って?』
そういうと私は膝立ちになり、メイド服を脱ぎ去り裸になるとぎゅうと抱きつく。
『こっちの方が…いいな?』
だって…こっちの方がリエーフと触れあってるみたいで…すき…
「じゃあちょっと待って?」
そういうと、リエーフも着ていたものを全部脱いだ。
「美優さんどんな体位がいい?」
まだ、意地悪なのは継続中らしい。体位って言われても…どんなものがあるかがわからず、今1番やりたいことを伝える。
『えっと…リエーフとギュってしたいな?』
「了解。」
リエーフは私の後頭部に手を添えると、ゆっくりベッドに寝かせてくれる。
「ナカ、ちょっと解しますね?」
片方の膝の裏に手を添え足を開かされると、リエーフは指先で私の入り口をなぞりそのままナカに指を埋めていく。ふやふやに蕩けた中はいとも簡単に指を受け入れていく。
「ん、ナカ濡れ具合半端ないですね…指増やしますよ?」
首だけでこくりと頷くとナカにもう1本指が増え、バラバラに動きだす。きもちいいところを触られて出る甘い声も少しは慣れた。
だって、リエーフがきもちよくしてくれるんだもん。
リエーフにきもちいいよって教えてるんだもん。
そう考えたら恥ずかしくない。
指はいつの間にか3本に増え、私のイイところを擦る。
「ん…そろそろ。」
そういうと、リエーフは先ほどまで履いていたジャージのポケットから何枚か続きの避妊具を取り出し、自身に装着した。
…何枚あるのかなんて気にしたら負けだと思ってる……
リエーフは自身の肉棒を私の入り口に擦り付けると先っぽからゆっくり私のナカに入ってきた。
前よりは苦しくない。
でも、やっぱりおっきい…
苦しさを紛らわすようにリエーフは何度も唇にキスを落とす。そろり、そろりと進んでいた肉棒がぐいっと奥まで飲み込まれる。それと同時にリエーフは少しだけ顔をしかめ、小さく息をつめた。