第29章 Resulting in Punishment
リエーフはふうと息をつくと、顔や胸元に飛び散る白濁に気づき目を見開く。
「うわっ!美優さんごめん!ティッシュティッシュ!」
慌ててティッシュを探してるリエーフを横目に、口の中に出されたどろりとした液体をこくりと飲み込んだ。
「え?口の中の…もしかして飲んだ?」
喉が動くのを見て問われればこくりと頷く。その姿にリエーフは私の口元に手を置いてパニック状態。
「美優さんぺってして!こんなの不味いよ⁈美味しくないよ⁈」
『…苦い?』
「でしょ⁈なんで出さないの⁈」
『だって…リエーフ気持ちよかったんでしょ?だから…』
気持ちよくなってくれた証だから…
私がそういうとリエーフはぽかんとした顔で私を見た。
そして、勢いよく私を抱きしめた。
『リエーフ⁈服汚れる⁈』
「もう…美優さん大好きです。」
「すごく好きです。」
「世界一…宇宙一好きです。」
そう言って私をぎゅっと抱きしめるリエーフが愛しくて、私はリエーフに体を預けた。
『私も…リエーフのこと、大好き。』