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あいつはねこまのわんこ系少年【HQ】

第28章 音駒高校文化祭2日目!



遠くから電子音が聞こえた気がして意識を浮上させる。
重たい瞼を必死に開けるとスマホのアラームを止め、気力を振り絞り立ち上がる。
頭痛い…気がする。
外はまだ暗い。寝てから2時間半位…かな。
これから学校に行ってスコーン焼かなきゃ。
スコーンは炊飯器で一気に作れるレシピだし、待ってる間に少し仮眠取れば…

眠い目をこすりながら顔を洗うと思った以上にくまがひどい。いつもはあまりメイクをしないけど今日はくまを隠すために目の下にコンシーラーを塗り、パウダーをはたく。
部屋に戻ると制服に着替え、スクールバッグを掴むとキッチンに移動。眠気覚ましのブラックコーヒーを飲みながら焼いた食パンをかじる。それと同時に冷蔵庫で冷やしていたマフィンとパウンドケーキをスーツケースにいれると、私は動き始めた電車に乗るために家を出た。
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