第27章 音駒高校文化祭1日目!
さて、家に帰ってきたものの本番はこれからで…今からパウンドケーキとマフィンの制作が待っている。
どちらもプレーン、抹茶、ココアで生地は同じ。
さて、終わるのは何時になることやら…
私は気合を入れて生地を混ぜ始めた。
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終わった…
いや、最後のパウンドケーキを焼くためにスイッチを入れたところ。焼き時間がかかるんだよね…これ…
途中で蒸し器も使ったほうが早いんじゃ……と他の方法を考えるくらい長かった…時計を見ればとっくに日付を越えている。
とりあえずこれを持っていくためのスーツケースを準備して、私はお風呂に向かう。
風呂で眠気に襲われ溺れそうになりながら私はお風呂に入った。
上がる頃には最後のパウンドケーキが焼きあがり、いい匂いを放っている。
よしこれで終わり!
と言いたいところなんだけど生地が若干余ってるんだよね…
あ、これいいかも…
私は余ったプレーンの生地とあるものたちを合わせてオーブンに入れた。
焼きあがるのが楽しみ。
…でもさすがに眠い…
私は最後のパウンドケーキを焼くためにオーブンのスイッチを入れると、抑えきれない眠気と戦いながら部屋に戻ったのだった。