第24章 green with envy
「美優さん…身体大丈夫?」
私は座るリエーフに力無く体を預ける。最後は優しくされたが、最初は嬲られたのもあって体力の限界。
『正直クタクタ…しんどい。でもお風呂…汗かいたりしたし入りたいな…』
「じゃあ俺連れて行きますよ『却下』
なんでですかーと唇を尖らせるリエーフに顔が見えないように呟く。
『だって…お風呂明るいし…恥ずかしい…』
あれ?
何か腰に当たるんだけど……
腰に当たるものの正体に気づけば驚き思わず振り返った。
『ってリエーフ⁈』
「今の美優さん可愛くて…俺だって健全な男子高校生ですから。」
ドヤ顔で言われても…
『いい…1人で行ってくる。』
恥ずかしさからリエーフの制止を振り切りベッドから降りるが足腰にうまく力が入らず床に尻餅をつく。
「だから言ったんですよ…お風呂?飲みもの?」
『お風呂…』
「じゃあいきますよー。」
そういうとリエーフは私を横抱きにした。
結局私はリエーフにお風呂まで連れて行かれ身体を隅々まで洗われてしまったのだった。