第24章 green with envy
『っ…んんっ』
再び身体が熱を持ちはじめる。
最初は不安げに触れていたリエーフの指。私が感じていることがわかると少しずつ指先は大胆に私の身体を解していく。
「美優さん…気持ちいい?」
『っ…恥ずかし…』
「やーだ。ちゃんと聞かせて?美優さんがどう思ってるかとかどこが気持ちいいのかとか。」
蕩けるような笑顔で言われ、自然と口が開く。
『あのね…?リエーフが触る場所…ぜんぶきもちいい…』
リエーフの目を見つめると、私は笑って言った。
『だから…いっぱい触って?』
そういうと、リエーフは顔を赤くさせ口元を片手で塞ぐ。
「それヤバイっす。ほら…」
リエーフはわたしの手を取るとシーツ越しに自分の雄を触らせた。見るのも触るのもほぼ初めての私には刺激が強く頭がショートしそうなくらい顔に熱が集まる。
「あ、ごめん美優さん!」
『だっ…だいじょぶ!』
男の子のココってこんなに硬くなるの⁈
っていうかおっきい⁈
こんなの入んないって⁉︎
いや、さっき入ったんだっけ?
頭の中はパニック。
目に見えて取り乱している私を見て、リエーフは私の頭をそっと自分の左胸に導く。リエーフのいつもより早い心臓の鼓動が少しだけ私を落ち着かせる。
大きく深呼吸をする。それを見たリエーフはくすりと笑い私に落ち着いたかと確認をした。
大丈夫。さっきより落ち着いている。
それを示すかのように私はリエーフに口付けた。
『大丈夫。少し驚いちゃったけど怖くはないよ?』
「じゃあ…いい?」
『うん。いいよ?』
私は笑顔でこくりと頷いた。