第24章 green with envy
『ひゃっ!』
キッチンから連れてこられたのは私の部屋。ベッドに放るように置かれ、声が出る。Tシャツを脱ぎ捨てたリエーフがベッドのスプリングを鳴らしながら一歩一歩近づいてきた。
『リエーフ…?』
怖い
怖い
私は座り込んだまま後ろにずるずると下がるがすぐに行き止まりになり、露出した肩にベッドヘッドのパイプが当たる。
「残念。もう逃げられない。」
私を押さえ込むようにしてリエーフが近づく。
「俺よりツッキーのがいいんだったらカラダだけでも俺のものになってよ。美優さん。」
リエーフが嗤う。
いつもと違う歪んだ笑み。
『わ…たし、まだ…お風呂…』
「別に風呂なんていいじゃん。」
少し乱暴にブラウスを脱がされる。ブラウスが胸に引っかかりぷるんと揺れた。
「ねえ、美優さん。昨日ツッキーにはこのえっちなおっぱい、どう触られたの?」
下着の上からぎゅっと左胸を握られる。
「無理やりの方が感じる?昨日ツッキーにされた時もグチャグチャに濡らしてたもんね。」
『痛い…リエーフ』
「痛いの?でも乳首立ってる。」
背中に回った手がブラジャーのホックを外し、はらりと私のお腹に落ちる。
「ほら。」
リエーフのすらりと長い指が私の胸の突起を摘むと私の身体はぴくんと跳ねた。