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あいつはねこまのわんこ系少年【HQ】

第19章 夜ってこんなに長かったっけ?




「美優さんが嫌なら、もうしない。美優さんの嫌がることはしたくないっすもん。」

私の頬に手を添え、顔にキスの雨を降らす。リエーフの気持ちが伝わってくるような優しいキスに心が解れる。

『ダメだったら言うから…リエーフのものにして?』

縋るように伝えると、リエーフは唇にキスを落とした。

「俺のものになって…美優」

唇から離れる瞬間、呟かれた言葉。

愛おしくて
愛おしくて

もう、怖さなんて感じなかった。
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