第9章 第九話 花の子
「でもぉ最後の作戦は失敗。
本当は急に不登校になったあたしを
心配してもらおうと思ったのに」
「カラ松くんがあたしをすごく
心配してる姿からカラ松くんは
どれだけあたしの事が好きなのかを
わかってもらおうと思ったのに」
「まさかそれをいいきっかけに
他の子が擦り寄って来るなんて…。」
カ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
「少しカラ松くんの事…野放しに
し過ぎちゃったみたい♡」
そう言って莉緒ちゃんが取り出したのは重たそうな手錠。
「もう逃がさないよ…カラ松くん」
その手錠をどうするのかなんて
わかってる…。
だからこそ
カラ松くんを守らないと…!