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カラ松くんの為なら出来るよね?
第9章 第九話 花の子
「カラ松くん…。あたしずっと待ってたんだよ?カラ松くんがぁ
お見舞いに来てくれるの」
カ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。」
ガシッ
莉緒ちゃんはカラ松くんの胸倉を
強く掴んで引き寄せた。
その時にチラッと見えた莉緒ちゃんの
二の腕には確かにカラ松くんの名前が
深々と刻まれていた。
「なのにぃカラ松くんったら…
玄関に果物とか置いて行くだけで
一度もあたしに会ってくれなかった」
段々と莉緒ちゃんの声のトーンが
低くなっていく。
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