第9章 第九話 花の子
「うそ…。」
カ「それが皆怖くて莉緒が来たら逃げるし尚且つ逆らえないんだ。」
「そうなんだ…。」
キンコーン
その時丁度昼休み終了のチャイムが鳴った。
「それじゃあね…。カラ松くん」
カ「あぁ…。」
カラ松くん…。可哀想だな。
うちがカラ松くんのために何か
出来たらいいのに…。
…あの女がいる限り
うちはカラ松くんとは結ばれない?
だってそうだよね
せっかくカラ松くんといい感じだったのに。
うちとカラ松くんが
付き合えなかったのは
カラ松くんがあの女の存在に
脅かされてるから…!
だとしたらやることは一つ。
待っててね。カラ松くん。