【イケメン戦国】 色に出りけりわが恋は <R18>
第4章 ~情交~
熱を帯びたなおの身体を抱き寄せながら、ふと外に目をやる。
いつの間にか雨は上がり、低い空に浮かぶ満月が部屋に光を差し込んでいた。
なおの胸に頬擦りするように顔を埋める。
ドキドキと強く響く鼓動が耳に心地よい。
自分の手でなおが乱れていく、その愉悦に浸りながら、柔らかな身体をぎゅっと抱きしめた。
「・・・ あの、佐助君」
佐助「ん?」
「私だけ、その・・・」
佐助「いいんだ、今夜はじっくり時間をかけて、なおさんを何度も抱こうと思ってるから」
「えっ!」
少し焦ったような声を上げるなおに、思わず吹き出す。
佐助「嘘。なおさんが少し落ち着くまで、こうしてようと思っただけ」
なおの胸から顔を上げて、まだ僅かに赤い頬に手を伸ばす。
緩く撫でると、その優しい手つきになおは眼を閉じる。
「でも、佐助君・・・」
なおの身体ににぴたりと密着する佐助の、中ほどの位置に主張するもの。
腰辺りに当たるそれを感じ、体の奥の熱がいつまでも治まらない。
佐助の手に手を重ねると、上体を少し起こし、仰向けになった彼の顔を上から覗き込む。
月明かりが映り込むその瞳に、引き寄せられるように顔を近付けた。
佐助「・・・ ・・・ん」
角度をつけ、深く唇を合わせる。
佐助の指が今度はなおの髪に差し込まれ、梳くように撫でながら、なおの温かな舌を受け入れる。
唇が音を立てて離れると、
「私も・・・するね」
そのまま起き上がり、下の方へと身体を移動させる。
後ろ手に上半身を支える佐助の中心で、頭をもたげるその部分にそっと手を添え、やんわりと包み込む。
佐助「っ」
握ったまま手を上下させ、強弱をつけながら刺激する。
みるみると膨らみ、硬くなり始める佐助自身の、先端に湧き出る滴。
そっと舌を伸ばし、舐めとる。
佐助「・・・ん」
吐息を漏らす佐助にもっと快感を与えたくて、そのまま先端を口に含むと、舌でくるりと撫でる。
唾液を絡ませながら徐々に下へと進み、佐助をいっぱいに頬張ると、吸い上げるように上へと戻る。
何度も頭を上下させ、舌を動かしながら、ゆっくり。
じゅ・・・っ
じゅる・・・
ぐじゅっ