第27章 愛しき日々よ
貪るように、お互いを求め合い、
愛し合った俺たちは、
シャワーをして、すっきりしてから、
只今、ベッドでまったり中...
翔ちゃんの逞しい腕枕で、
彼の胸に凭れてるこの時間が、
堪らなく好きだ。
2人とも下だけ履いてるだけだから、
彼の肌の温もりが、直接俺に届く...
なんて、ここは、
安心するんだろう...
翔ちゃんが俺の髪を優しく撫でながら、言う。
「今日の智...超絶エロかった...」
っま、それ、褒め言葉でしょ?
「翔ちゃんだって///
今日のさ、SMの服~?」
「あ~...そうなんかな~...
誰が考えるんだろうな//
あんな、ヤバいの...」
...それを喜んで買ってるの誰だよ~?
そうツッコミたかったけど、
俺が、ノリノリで着てたって、
指摘されそうだからね...
やめとこ(^-^;
「そのうち、鞭とか、出してこないでよ~?」
「えっ?智、そう言うの好きなの??」
驚いた顔して俺を見るキラッキラの目に、
全力で否定させてもらいますよ!!
「好きじゃないから!」
すると翔ちゃんはニヤニヤしながら、
「よかったぁ~...痛いのとか、熱いのとか...
ひどいのは好きじゃないし...
第一、智にそんなことしたくないしね♪」
......そう...
なんだかんだ、彼は俺のこと、
一番に考えてくれてる...
俺だって、翔ちゃんのこと、
いつだって一番だよ!!
...こめかみに、彼の肉厚な赤い唇が
落とされた。
「智...愛してる...」
その行為と、言葉で、
不覚にも涙がジワリと溢れてきた...
......幸せで、怖いくらいだよ...