第26章 ようこそ、我が家へ!
ニノの言葉を聞いた智が、
サイドテーブルからローションを
出してきた。
「......いいの?」
智は笑った。
その顔は、さっきまでの
嫉妬剥き出しのそれじゃなく...
妙に艶めいた目を、
優しく細めて俺に言った。
「俺の前で...ニノのこと..抱いて..」
.........
ニノの後ろを丁寧に解す。
「..ぁ...しょおちゃん..
..ソコ...イイッ///」
俺が後ろを、
智が前を、
同時に攻められ、ニノの身体は、
小さく跳ねる。
「..しょお..ちゃん..もう
..欲しいよ..」
潤んだ目で俺に強請るニノに、
智が、甘く口づける。
「..ん..大野..さん..」
ニノは、眉間にしわを寄せて、
智に応える。
その様子を見ながら、
俺はゆっくりと、
ニノの中に入った。
「..んんっ..」
感じでいるニノは、俺を咥えこんで、
締め付け、
それだけでもう、
持ってかれそうだ...
そんな俺を見ていた智が、
「翔ちゃん...懐かしい?」
と聞いてきた。
「言うなよ..」
俺は、強引に智の唇を奪った。
ニノを突きながら、
智とする、激しいキス....
......もう、
何がなんだか、
俺の理性なんか、とっくに切れていて、
ただ本能のままに、
ニノを揺さぶり、
智を引き寄せ、その熱を握った。
「...もう..無理..
...イッちゃう////」
「...翔ちゃん..離して..
..出ちゃうよ...」
智とニノが、
ほぼ同時に果て、ニノの腹に、
欲を放った。
それが、混じり合って、
ベッドに溢れ落ちた。
その光景が、俺の背徳感を満たし、
興奮に、身体が総毛立った。