第24章 On Special Day !!
【 翔side 】
今日はニノとテレビ誌の取材だ。
撮影の合間、
ニノが腰を摩っているのが気になった。
「少し、セーブしてくださいよ♪」
と揶揄うと、
「ホントにさぁ...あの人達、
何とかなりませんかね...」
苦笑いのニノ...
という事は、
夕べ、あの人たち...この場合、
相葉くんと松潤なわけで。
に、散々攻められて、
疲労困憊...特に酷使することを
余儀なくされた腰に大きなダメージが...
といったところかな~?
「お疲れさん(^.^)」
労を労うつもりで言ったけど、
ニノは寧ろテレ笑い。
...ホントに、彼ら3人...
上手くいってるんだな~
って、不思議な気がする。
好きな人と、大切な時間を共にす過ごす...
それは、まあ、世間一般でも
当たり前のことだよ~?
でもね...やっぱりさ...
3人でって、どうなの?
誰か、『1抜けた!』ってなんないのかね?
...なんないとしたら、
いつまでその関係続けるの?
ニノに問いかけてみたい気もするけど、
「決めないと、付き合っちゃダメですか?」
なんて切り替えしてきそうだし。
理屈で固めていきたい俺には、
やっぱり、難しすぎるぜ...
彼らの自由恋愛主義は...
そんなことを思っていると、ニノが、
「もうすぐ、翔さん誕生日だよね?
2人の予定は?なんかあるの?」
「いや...特には...」
「あのおじさん、なんか考えてるのかな~?」
「さぁ..どうかな~...」
...別にいいんだけどさ。
なんか、ノープランなんだろうね~...
彼は...
俺は、リビングで居眠りしている
智を想像していた。