第19章 誕生日、おめでとう!
【智side】
メンバーが予定を合わせてくれた、
千葉の温泉旅行。
翔ちゃんは、ふたりで
来たかったのかもしれないなぁ...
俺もほんとはさ、
二人っきりでイチャイチャしたかったよ~
でもね。
相葉くんが折角張り切ってるから、
有り難く参加しようと。
夜は、ちょっと仲良くできると、
いいなぁ..(///∇///)
夕飯を食べ終わった俺たちは、
酒とつまみを用意してもらい、
部屋で飲み直すことに。
そこで。
相葉くんが、
「ニノ、電気!」
そしてケーキを運んできた。
四角いケーキには俺の顔が...
「リーダー、お誕生日、おめでとう♪」
ニノが3と5の蝋燭に
火を着けてくれ、
「せーの!!」
『happy birthday to you
happy birthday to you』
「はい!ここは、翔さんだけで~!」
「えっ?えっ?俺だけ?」
↑突然のことに、弱い(-.-)
「早く~!」
「....happy birthday....
Dear ...大野さん...」
『happy birthday to you...』
拍手の中、俺は、蝋燭を消した。
隣で、君は、
真っ赤になっていたよね(^o^)
「みんな、どうもありがとう...」
「ほら、翔ちゃん、リーダーに
食べさせてあげてよ!」
「なんでだよ~!い~よ~///」
テレる翔ちゃんに、
「あ~ん❤」
俺は、ケーキを催促してやった。
「マジかよ...」
ぼそぼそ言いながら、
俺の口に、ケーキを入れてくれた。
3人に冷やかされて赤くなる君の隣で、
俺は、新婦のような気持ちになってた。
.....これは、内緒だけど(^^)/