第17章 HAPPY HELLOWEEN!!
前に番組で、センスがないって、
さんざん言われた盛りつけも、
...確かに、
「わあ~、翔ちゃん、美味しそう!」とは、
なりそうもないけど...
食べれば一緒じゃん!!
いいんだよ!愛があれば、愛が...❤
フランスパンを切っていると、
『ピンポ~ン』
あっ!帰ってきた!!
...なんだかさ、
旦那の帰りを待ってる、新妻みたいで、
笑える。
なら...
「おかえりなさ~い、あなた❤
ご飯にする?それとも、お風呂にする?
...それとも、...あたし?」
ドアを開けるなり、小芝居を打ってやると、
「なんだよ、それ...」
智は、目を細めて笑ってくれた...
う~ん、こういうのも、悪くない(^-^)v
「シチュー温めるわね~♪
先にお風呂入っちゃえば?」
何気に気に入った俺は、
更に芝居を続けている。
「ふふふっ...続いてるんだね?
じゃあ、お風呂入って来るよ(^^)」
旦那様のお風呂の間に、
テーブルに、ワインと、
手料理(手料理というな、手料理と!!)
を並べて、準備完了。
智との、甘い、いたずらな夜が幕を開ける...
ヤバい......
期待で、ムズムズする...
だって。
パーティーだものね。
いいもの、用意したんだ~♪♪
俺は、脱衣所に入り、
「智~、着替え、ここに置いとくよ~❤」
と声を掛けた。
「...分かった。ありがと。」
......ヤバい。
想像しただけで...きた//////