第15章 おいでよ、愛しい人…
片方は、舌を絡め、甘噛みし、
もう片方は、摘んだり、
手のひらでそっと撫でたりした。
「..あっ..それ..ダメ..あんっ...」
彼の矯声を聴きながら、
開いた右手は、当然、ソコ、行くでしょ?
...どれどれ♪もう、カッチカチかなぁ..
....えっ??
智の熱を持っているであろうソコを確認すべく、
手を伸ばすと、
ソコは、彼の手で、完璧にガードされていた。
...はあ?
「どうして?...触らせてよ(´ 3`)」
「だって...」
「だって??...だって、何?」
「...だって...恥ずかしいもん...」
.........
......もん...ってさ...
どんだけ俺を翻弄すれば気が済むのよ...
「手、どけて..」
「やーだ..」
「どけろ!って//」
「だーめ!」
.........
兄さん、ホントに、止めちゃうよ!
俺は、そんな智に怒った顔をしようとしたけど、
無理で。
恐らく、
デレデレなんだろうね~...
誰にも、見せらんないよ、ホント。
「よし!絶対見る!!」
彼の、戯言に付き合っちゃう俺は、
智の脚の上に膝立ちし、
ソコをガードする彼の両手を、
力ずくで退けた。
ほ~ら!
ピョコン///と、音がしたわ!!