第8章 君のとなりで
指で回りをゆっくり解す。
少しずつ柔らかくなってくそこに、
俺は指を潜らせた。
「んんんっ...」
少しの抵抗で、案外簡単に奥までたどり着いた。
「痛い?」
「うんん、痛くない、..大丈夫だよ..」
智くんの了承を得て、
俺は指を2本にして、また中へ沈めていく。
さっきよりは抵抗があったけど、
今度も奥まで入った。
口を半開きにして、息を吐きながら、
上手に痛みを逃している。
「智くん...上手だね♪」
そう褒めると、
ちょっとうれしそうにニコッとしながら、
「こんなのに、上手とかあるの?」
と聞いた。
その純真無垢な質問に、
俺は答えずに指を中で動かし始めた。
内壁を探るように動かすと、
智くんは苦しそうな声を出した。
そして、
その声が、一瞬で変わる。
「やっ!なんで?..何?ああっ///
やめて...」
「ここ、いいんだね?」
見つけた俺と、見つけられた彼とでは、
気持ちの余裕が違う訳で。
「ねえ...あっ//..それ、なに?」
俺は指を一気に3本にして、
彼のソコを擦りあげた。
彼の身体は、何度も跳ね、
俺の手から逃れようともがく。
「しょお..ちゃん、もう無理...
我慢できない...おかしくなりそう」
智くんの、精一杯の懇願は、
俺の加虐心に火を灯す。