第2章 バレンタイン
チョコを袋に積めて厨房を後にし、部屋に戻ろうと廊下を歩いてたらNが血相変えながらキョロキョロしながら走っていました
「N?」
「ツグミ!!」
Nは私を見つけるともの凄い早さで私の前まで移動し両手で私の肩を掴みました
「どうして黙って何処かに行くんだい!?ボク、凄い心配したんだから!!」
「ご、ごめんなさい…厨房にいました」
Nは心配性ですね…
私はNから離れるなんてあり得ないです…
「厨房?どうして…?」
「あ、実は…」
Nに渡すチョコを取り出そうとしたら
「N様!」
「ここにいたわ!チョコを受け取ってください!」
「ちょっと私が先よ!」
女団員さん達が一斉にNの周りを囲み、チョコを受けとるようせがみました!
凄い…Nはモテモテです!←
あっという間に私は放り出されてしまいました…
これではチョコが…
リオル『ツグミ、Nのチョコは最後に渡しませんか?』
エモンガ『そうよ!本命は最後に渡さなきゃ!』
「そ、そうですね!では他の方にチョコを配りましょう…」
N…ごめんなさい!また後で…