第5章 思い出
「お兄様!」
「?」
私はお兄様の頭の上に作った花飾りを乗せました!
「ちょっ…ツグミ!?」
顔を真っ赤にするお兄様…可愛いです!
「私達こうやって花飾りを作って交換したじゃないですか!」
「い…今もやることないだろ!」
「私…お兄様と再会できて嬉しいんです。だから…また同じことしたい」
「……」
私がそう言うとお兄様は無言で花飾りを作って私の頭に乗せました
「わっ……」
「オレの方が上手く作れる」
「っ!」
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『どうだツグミ!うまくつくれたぞ~!』
『すごいおにいさま!ツグミ…うまくむすべないの』
『こつがあるんだよ!おしえるからおぼえるんだぞ!』
『うん!』
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昔のこと…思いだした