第4章 天然な彼女
Nの城に来て随分経ちますが広すぎて迷子になりそうですね…
「女神達の所に行こうかしら…」
「ま、待てワルビル!」
「?」
向こうから大きなお声が…
『やだ!なんでわかってくれないんだよ!』
あれは…ワルビル
そしてワルビルの後を追いかけて走ってる男性の団員さん…
「ワルビル…どうしました?」
『あ!姫様だ!』
私はワルビルの頭を撫でて問いました
なんだか怒ってますね
「ツグミ様!」
あ…確かこの方は可愛く言ってアンポンタン!の方←
「どうしました?」
「それが…ワルビルが何を求めているのかわからなくて…」
するとワルビルは叫びました
『バトルで口の中怪我して痛いって言ってるのに聞いてくれないんだよ!』
「まあ…大変!」
「ツグミ様?ワルビルはなんて…」
トモダチがこんなに訴えてるのに聞こえないなんて…悲しいです