第4章 ごめん
里奈はストラップをポケットにしまい教室に向かった
「よ!加藤さん」
「加藤さん一人ってなんか新鮮」
「いつもリエーフがいたからな」
「うん‥」
里奈は苦笑いしながら言った
「あれストラップは?」
「ストラップは‥」
「無くしちゃった?ありゃりゃ」
(無くしてないのに‥)
休み時間の時も男子が絡んで来た
(リエーフ‥)
放課後里奈は急いで家へ帰った
「リエーフただいま」
だがリエーフは家にはいなかった
「リエーフ‥」
机の上の手紙が目に入った
その手紙を読み里奈は急いで家を飛び出した
(リエーフ!リエーフごめん)
するとリエーフの声がきこえた
「リエーフ!!」
学校の先輩の男子がリエーフを囲んでいた