第6章 歩きだす
正真正銘の彼氏彼女という関係になって2週間。
1度自宅に戻ろうと思うと渉くんに話したが、渉くんの要望で結局渉くんの家に住んだまま。
自宅の家賃ももったいないので、来月いっぱいで契約を解除することになっている。
渉「えみー。来月からツアー始まって忙しくなるけど大丈夫?」
『子どもじゃないんだから大丈夫だよ」
渉「俺は大丈夫じゃない」
『もう、またそんなこと言って////』
渉「こっち、おいで」
『ん』
渉「ちゃんと栄養バランスのいいご飯食べてね。電話もする。変な男についていくなよ?」
『あははは。大丈夫だって。私よりみんなのお母さんしてて』
渉「あー寂しいっ。えみはなに?寂しくないの?」
『だって・・・ちゃんと帰ってきてくれるんでしょ?』
渉「なにそれー。かわいいな、ほんと///」
渉くんは最近ツンデレな一面を見せてくれるようになってかわいい。
不覚にも毎日きゅんきゅんしてばかり。
渉「そーいえば!えみ宛てになんか届いてたよ。そこ置いてるからね」
『あっありがとう』
渉「なに届いたの?」
『えへへへー秘密』
渉「俺に隠し事はダメでしょ、えみちゃん」
『いいじゃん!これは私の楽しみなの!』
渉「え、なに?めっちゃ気になる」
『あ、ほらほら。そろそろ仕事に行く時間だよ!』
渉「あ、ほんとだ。やべっ」
『気をつけてね。いってらっしゃい』