第4章 憤怒と強欲と暴食
リリア「…」
エディエット「…。」
リリア「なぁ」
エディエット「何だ」
リリア「何か喋れ」
ドンッ
エディエット「上から目線は嫌いだつっただろ?」
リリア「はぁ…手を退けろ。いや、退けてください」
エディエット「ふんっ」
リリア「はぁ…」
エディエット「………………お前」
リリア「何だ?」
エディエット「後悔してないのか」
リリア「何をだ」
エディエット「死ぬこと」
リリア「覚悟は出来ているだけだ。いざ目の当たりにしたら翻るかも知れん。でも、助けてくれる人も頼れる人もいないからな。仕方ない。それも運命だ。」
エディエット「頼るために七つの大罪集めてんだろーが」
リリア「それも……そうだな」