• テキストサイズ

名前のない怪物

第7章 最悪の街


誰かに見られてる
リリア「逃すかっ」
ドンッ
リリア「捕まえたわ。カンナギ、観念しなさい」
カンナギ「………………お前死ぬんだぞ」
リリア「知ってる」
カンナギ「死にたいのか」
リリア「違う。でも誰も死ぬ所を見たくない」
カンナギ「…………叶わねーなぁ。リリアには。クロスメントはいい子に育ったんだけどなぁ。お前だけは昔から無愛想で、何事にも1人でやって、頼らずに生きてきたお前が、七つの大罪とかいう仲間を見つけ、その仲間と共に、暴動を止めようとしてんだもんなぁ。成長したよリリア。お前は俺の大事な娘だ」
リリア「………………お父さん。」
カンナギ「なんだ」
リリア「私、お父さんがお父さんで良かった。ありがとう」
/ 161ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp