第7章 最悪の街
リリア「裂氷楼」
カンナギ「はっ。ちゃっちいな」
リリア「そういえばカンナギ聞きたいことがある」
カンナギ「何だ?」
リリア「お前はなぜクロスメントを人工天使にした」
カンナギ「だから言ったじゃないか。お金が余っていた…と」
リリア「違う。お前は私たちのタイムマシンを悪用し、未来に行き、そこで崩壊する地球を見た。だから人工天使を作った。そうだろ?」
カンナギ「っ…!?何でそんなこと」
リリア「……」
カンナギ「あぁ。そうかよ。未来の俺から聞いたんだな」
リリア「だったら今すぐに魔道書を返して」
カンナギ「………無理だな」
リリア「なんで」
カンナギ「…………」
リリア「何で言わない!」
サリア「それは、あなた達が死ぬからよ」
リリア「どういう意味だ」