第1章 *言えない想い(チョロ松)
「ねぇ。十四松と遊びに行ったよね?なにしてたの?」「かくれんぼだよ~。範囲は町内全部!でも途中で眠くなっちゃって2階の押入れに隠れてたんだよね。」ふふふと笑う〇〇〇。
「なんか納得。」はぁーとため息をつけば、「そしたら、まさか噂のシコ松に出会えるとは(笑)」にやにやとこちらを見てくる。
「その噂ってなんだよ!!!」キーっと怒れば、ハハハと笑いながらナイショーと返された。
どんな噂か想像がつくけど、幸せだからまぁいいか。今日まで片思い。今日からは両想い。でも兄弟にはナイショ。
その後泥だらけになった十四松が袖をブラブラさせて戻ってきた。どこを探してたんだコイツ・・・。