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猫王子と犬平民

第7章 猫王子と喧嘩


それがとの最後の会話になった。それは拒絶の言葉。

その日、教室を後にしたが帰ってくることは無かった。追いかけた川崎の話によれば、屋上に向かい1人になりたいと言ったらしい。


そしてその日以来、僕とが話す事はなかった。目を合わすことさえ。


僕は間違った事を言ったつもりはない。全て本心だ。だけどの最後の表情が、僕を否定する。




モヤモヤした気持ちのまま、夏休みを迎えた。
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