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猫王子と犬平民

第17章 猫王子と訪問者


と仲直り(?)して、足の事を考えてゆっくりと京都を4人で歩く。昼食後、目的の清水寺に着いて景色を眺めていた。


「綺麗だね、ちゃん!」

『本当だね、桃ちゃん!でへへへ!』

「キモっ…つーかどんな笑い方だよ、」

『だってこんな美人と綺麗な景色を眺められるって、あたしの人生の一大イベントだかんな!これがニヤけずにいられるか!』

「相変わらず変な奴だな。赤司もこんな女のどこに惚れたんだか」

「またまたー。青峰君だって赤司君がいなければ俺もに惚れてたって言ってたじゃない!」

『…は?』

「オイバカさつき!」

「…へぇ。それはどういう事かな、大輝」

「い、いやぁ…」


へぇ、あの大輝がねぇ。まぁ、許さないけど。


「じょ、冗談だって!大体俺巨乳が好きだし!?こんな貧相な乳の女好きじゃねぇよ!」

『誰が可愛そうなお乳だコノヤロー!あたしだってなぁ!桃ちゃんみたいにボインじゃないけどそこそこあるんだぞバカヤロー!な、赤司!!!』

「…はぁ!?お前らまだ付き合ってないんだろ!?もしかしてもう体だけ…」

「あ、赤司君さいてーっ!」

「ちょっと待て!いつ僕がのむ、胸なんか…」

『あれ?違うの?修学旅行の時、お風呂であたしのおっぱいの話聞いて発情してたって奈央が言ってたけど』


…あれか。とりあえず、川崎。月曜日覚えておけ。


「何だ、そういう事かよ…」

「ちゃん!男の子は皆オオカミなんだからそういう事を大声で話さないこと!いいね!?」

『は、はいっ!』


その時、大輝の背中に人がぶつかって来た。その拍子に大輝が前のめりになり、漫画なら"むにっ"という効果音が付きそうな事態が生じた。

大輝の大きな手がの胸を、掴んでいた。


「あ、本当だ。結構ある」

『っ!!!!!!』

「あ、いや…今のは不可抗力で…」

「青峰君さいってー!このガングロ!」

「だから事故だよ、事故!…って、聞いてるかな赤司君」

「…大輝、最後に言いたい事はあるかい?」

「だから誤解だって…ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


大輝、の胸を触るなんて許さnげふんげふん…を汚すなんて許さないよ。
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